2026年10月1日から、プラセンタ注射後の献血基準が変更されました。国内で承認されているメルスモン、ラエンネックは、これまで使用歴があると期間を定めず献血をご遠慮いただく扱いでしたが、現在は最終使用日から3か月間の献血延期となりました。3か月経過後も、最終的な献血の可否は当日の問診・健診医の判断によります。
プラセンタ注射とは
プラセンタ注射は、ヒト胎盤由来の成分を用いた医療用医薬品です。国内ではメルスモンとラエンネックが承認されています。
| メルスモン | ラエンネック | |
| 保険適応 | 更年期障害、乳汁分泌不全 | 慢性肝疾患における肝機能の改善 |
当院では両製剤を取り扱っています。保険診療で使用できるかどうかは、製剤ごとの承認された適応と患者さんの状態によって判断します。適応外の目的で希望される場合は自費診療となります。具体的な自費料金は自費診療の料金一覧をご確認ください。
注射方法
当院では皮下注射または筋肉注射で投与します。静脈注射など、承認された用法と異なる投与は行っていません。投与量や頻度は目的や状態を確認して相談します。
更年期症状はプラセンタだけで診るものではありません
更年期には、ほてり・発汗だけでなく、動悸、頭痛、疲労感、不眠、気分の落ち込みなどさまざまな症状がみられます。当院ではプラセンタ注射だけを前提にせず、症状や既往歴を確認し、必要に応じて検査を行い、漢方薬なども含めて治療を検討します。ホルモン補充療法(HRT)が適切と考えられる場合は、婦人科的な評価・検査を踏まえて検討します。
詳しくは女性の健康サポート外来(ウィメンズ・ヘルス)をご覧ください。
2026年10月1日からの献血基準
対象は国内承認のヒト胎盤エキス注射剤であるメルスモン、ラエンネックです。最終使用日から3か月以内は献血できません。3か月経過後は、その他の献血基準を満たし、当日の問診・健診医が可能と判断した場合に献血できます。
この変更については、日本赤十字社の案内でも確認できます。なお、内服・健康食品・化粧品などの「プラセンタ」と、今回のヒト胎盤エキス注射剤の献血基準は同じものとして扱わないようご注意ください。
副作用・注意点
注射部位の疼痛・発赤・硬結、発疹などの過敏症がみられることがあります。製剤ごとに報告されている副作用が異なるため、診察時に確認します。注射後に強い症状がみられた場合は医療機関へご相談ください。
📌 受診・ご予約について
当院は完全予約制です。外来受診のご予約はもちろん、通院が難しい方の訪問診療(在宅医療)についてもお気軽にご相談ください。
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